こんにちは。断捨離歴1年が過ぎ、順調に部屋がスッキリしてきた者です。
汚部屋住人歴25年の汚部屋職人だった私の前の部屋はこんな感じ。
使ったものはその辺にポイ。趣味の楽器も物置状態。大切にしてそうなものが何も見つからない状態です。
断捨離歴1年経った頃の部屋はこんな感じ。
まだまだ物はあるのですが、毎日楽器を弾いて楽しく暮らせる部屋になりました。
私が行った断捨離
私は【1日1つのペースでモノを手放す】ということを1年間続けました。
1つずつ「どうして迎えたか」「どうして手放すか」を明確にしてそれを記録し、意を決して手放します。
具体的にはこのように1日1件ずつ投稿。インスタで公開してます!
続けた結果、モノが減るだけではなく【心の健康を手に入れた】と手ごたえ感じました!
今回は、実際に私が勝ち取ったと感じる心の変化を4つご紹介します!
モノが減ってスッキリするというのは、物理的な軽減はもちろんですが、住んでいる人の心を軽くする効果があると思うのです。
部屋はその人の心を表すといいますが、体験を通してなんとなく理解できました!
私が1年で500個ほどのものを手放して感じた心の変化はこの4つ。
① 【掃除や片付けを楽しむ】が習慣化した
② 【前向きな自分】を知ることができた
③ 【衝動を抑えて吟味】し決断できるようになった
④ 【過去の自分と決別】して前進できた
以下で、それぞれについて詳しくお伝えします。
【掃除や片付けを楽しむ】が習慣化した
断捨離開始後、最初に変化があったのは、床。
収納から溢れたモノを減らしたことで、床にモノを置く必要がなくなったのでした。
するとなんと、、、いつでも床の掃除ができるようになりました!笑
これは汚部屋住人にとっては、ガチで衝撃的な展開!
フローリングが白いのも助けてくれて、ホコリや髪の毛といったゴミがすぐ見つかります。見つけたらすぐ掃除しちゃいます。
ゴミを見つけたらすぐ掃除を繰り返しているうちに、【掃除の習慣】がつきました。一度習慣にしてしまうと強いです。習慣になったことで【掃除ができない部屋】に違和感が生まれます。
床に放置しがちな【買い物後の袋】や【取り込んだ洗濯物】をすぐ片づける癖がつき、こちらも【片付けの習慣】になりました。
そしてさらに、自分にとって掃除がしやすい道具を手に入れてからは【掃除や片付けの時間】が楽しくなりました。楽しいと、これからも続けていくモチベーションになります。
掃除や片付けが楽しくて習慣になってるなんて、、、以前の汚部屋に住んでた自分には考えられない心の変化です!
【前向きな自分】を知ることができた
床だけではなく部屋が全体的にスッキリすると、私は生まれて初めての感覚にびっくり。【スッキリしている部屋はとても気持ちいい】と知りました。
そして【明日もこのスッキリした状態が続いてほしいな】と思うのでした。
その他にも、【大切なものは綺麗にしていたい】や【せっかく動ける空間があるからダイエットも頑張ろう】など、自分の内側から前向きな気持ちがどんどん溢れてきました。
溢れたモノは【心の中の前向きな声】をも埋め尽くしていたようです。
25年も汚部屋に住んでいた私は【自分はごちゃごちゃしている方が居心地がいい】と錯覚してしまっていました。でもこれは、現状維持が楽というだけで、現実逃避に他ならなかったんですよね。
この現実逃避の錯覚が【心の中の前向きな声】を埋め尽くしていたんだな~と振り返って思います。
振り返ると、部屋も仕事も精神もゴチャゴチャの中苦しくもがいていたように思います。
何をやってもうまくいかない。何を始めても続かない。言い訳ばかりして自分も他人も責めてしまっていました。
断捨離が進んでいくにつれて、物事を整理する癖がついて仕事もプライベートも上手くいくようになりました。
たとえ失敗しても前向きに原因究明と課題設定。
「次がんばろ~」と思えるようになったので自他を責めることもなくなりました。
【衝動を抑えて吟味】し決断できるようになった
これは大事なもの?ガラクタ?必要?不要?
私はそういった自問自答を繰り返したうえでの断捨離を続けました。
どうやら、私にはこれがピッタリだったようで、リバウンドすることなくモノが順調に減り続けています。
大事だと思っても、大事なのはこのモノなのか、このモノの本質なのか。としつこく自問自答しました。
結果として、モノを購入するときに吟味する癖がつきました。手放す基準が【購入を踏みとどまるべき基準】だと気づいたからです。
購入前に吟味することでモノが増えることやお金が流れ出してしまうことを抑えることができることがわかりました。
この【吟味する癖】は仕事やプライベートなどの場面でも役立つ!!吟味すればするほど、どんどん選択上手・決断上手になっていきました。
衝動的だった頃は、自分のコントロールができておらず、決断を勢いに任せている【自分がない状態】だったと思います。
【衝動を抑えて吟味し決断する】ことができるようになると、自分主体でしっかり生きてる感じがして気持ちいい!
吟味して決断・選択をおこなったものは、大切にしたい!と思えるので、飽きることなく長く使っています
【過去の自分と決別】して前進できた
私は、部屋に溢れてるモノは【過去の自分が手にしたかったもの】であると考えています。
断捨離を進めるにつれて、過去の自分がモノを溜め込むことによって【満たしたかった欲求】だったり、モノを手に入れなければならないと感じていた過去の自分が【とらわれていた認知のゆがみ】だったりと理解できました。
これらときちんと、向き合い、乗り越え、断ち切ることができると考えています。
そしてやはり、、、自分が昔挑戦しようとしたことや挫折したことの残骸が出てくるわ出てくるわ笑
「なんでこんなもの買ったんだバカだな」と否定せず、「この時はこれに憧れたんだね。素敵だと思ったもんね。」と、そのときの自分の気持ちをちゃんと受け入れていく作業を繰り返す。
心理学でいう、インナーチャイルドを自分で慰める方法と類似の手法かと思います。
すると、「昔からダメな私」と思い込んでいたのが、「昔は上手くいかなかった私」と思えるようになってきました。
かつては過去を振り返ってはため息をつくばかりでしたが、今の自分と過去の自分を切り離して考えられるようになり、過去と決別できて前進できるようになりました。
今回は私が実際に断捨離を始めて1年で得たメリット4つをご紹介しました。
断捨離を始めて、モノが減るだけでなくとにかく精神に変化があり、心が健康になりました。
断捨離を続けて心が健康になったおかげで、仕事もプライベートもうまく回りだすようになったのが嬉しいです!
今は【部屋も心もすっきりさせて何か新しいことを始めたい】と思っています。そしたら上手くいく自信があるのです!